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2013年8月5日月曜日

布団干し

月二回発行の富山市の広報誌には就任以来森市長のエッセイが掲載されています。軽快なユーモアに富んだ表現がとても面白く、読むのが楽しみです。
さて、最新号は、ほっと・エッセイ94シリーズです。
話題は、「布団干し日和」についてです。
ここに抜粋を紹介します。



布団干し日和 富山市長 森雅志 (平成25年8月5日発行富山市広報誌より)
(前略)

こんな悩みは我が家だけのことではないのではないかと思う。
たとえばぽっかりと予定の空いた日ができたとしても、その日が布団を干すうってつけの日和になるとは限らないからである。そんなふうに思ったら、多くの家庭ではこの布団干しの問題をどうやって解決しているのだろうかと気になってきた。
そんなことを気にしながら出張で出かけた東京で、あることに気がついた。羽田空港からのモノレールの車窓から見えるマンションのベランダ観察を続けていると、結構な頻度で布団が干されているのである。一方、富山のマンションや家並みの中で布団が干されている頻度は低いような気がする。この違いはどこから来るのだろうか.....(中略)

問題の核心は家事をする人が日中いるかどうかということなのだ。専業主婦か専業主夫がいるかどうかなのだ。言い方を換えると女性の就業率が影響しているということになるのだと思う。
(後略)

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