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2013年2月28日木曜日

山火事

昨日の3時半ごろ、西オーストラリア に在住する娘からメッセージが届きました。
「避難勧告でたので、今家を出ました」と。
え!! 添付されてきた写真は、住宅からみた立ち昇る煙。まるでモンスターのように襲撃してくるかのようです。
とにかく、落ち着いたら連絡をするようにメッセージを送り、ネットニュースを検索しながら待ちました。
オーストラリアは、12月から3月までの夏季は、いたるところで山火事が起こり、大惨事が起こっています。検索していると、今年だけでもかなりの火事で家屋が消失しているのです。
今回は、サイクロンも手伝って、消化活動にかなり困難をきたしているようです。
風向きに乗って煙が急速に住宅街を襲ってきたのです。
「いつものこと」では済まされない事態です。
地元のLive ニュースを検索しながら、避難途中にパニックで、事故や渋滞に巻き込まれていないだろうかと案じていました。
2時間後に、車で40ほど離れたボーイフレンドの実家に犬2匹と一緒に避難しているとメッセージが届きました。火の手は追いつかないものの、煙の被害で危険な状態が続いているとのこと。
災害は、自然災害なのか、全く人災が関与していないのか、私にはわかりませんが、人知及ばない領域に絶句します。
とにかく、命の無事が確認され、ほっと胸をなでおろしました。





2013年2月27日水曜日

口福

昨日は、歯科の定期検診に行きました。年2回くらいは行くことにしています。
そこで、前から気になっていた「骨隆起」について歯科医に尋ねたて見ました。
私が「骨隆起」について知ったのは、2、3カ月前に見たテレビ番組「ためしてガッテン」でした。それまでは、自分に骨隆起があるとは知りませんでしたが、番組では専門医が、恐ろしい病気を引き起こす可能性があるというのです。例えば、歯ぎしり等の習性が歯を消耗するとか、不眠症であるとか、肩凝りがひどいとか。しかし、私は、自覚症状ではあまり思い当たることがないのです。
口腔のデンタルケアーは、歯周病を予防する策として不可欠であることから、その原因である歯垢除去を定期検診でしていました。どうしても、ブラッシングだけでは取りきれないからです。
果たして、歯科医は私の骨隆起に対しては、「このくらいなら問題はないでしょう。もっと深刻なケースがありますから」と、私の心配が吹っ切れました。

「口福」という造語が、クリニックの検診室にある研究所のコンセプトとして表現されていました。
歯石除去とホワイトニングをしてもらい「口福」で「幸福」気分で家路につきました。
次回からは、3カ月に一回受診の予約をとってきました。より多く「口福」になろうと...(^O^☆♪

2013年2月26日火曜日

凍結路

寒さがずっと続いています。
今朝はなんと、マイナス5度を示していました!
しかし今朝は明るく素晴らしい陽光です。
外は、凍結して依然寒いのですが、庭の雪の合間から芽が顔を出しています。
この寒さを通らなければ咲くことがないのですから、本当に嬉しい限りです。
暖かく高い空が待ち遠しいです。





2013年2月25日月曜日

トリプルパンチ

今年は、例年の杉花粉、中国からの黄砂の加えて、pm2.5という有害物質が大気中に浮遊し、複合的に私たちの健康被害をもたらすであろうと報道されています。
花粉症の人も、そうではなかった人も、新たに発病する可能性があるとのことです。
そういえば、私も散歩のあとは、喉がいがらっぽくなっていました。
マスク等着用して、うがい励行しなくてはなりませんね。
Σ(・□・;)
トリプルパンチ


2013年2月24日日曜日

101歳

日野原重明さんといえば、現役ドクターで最高齢の方で有名です。
「生き方じょうず」の著書や「いのちの授業」などで社会へ生きる活力を投じていらっしゃいます。
昨年の10月には101歳を迎えられ、インタビューに応えられた内容が紙面にて掲載されました。氏の言葉には大変感動します。
<抜粋>
「これからの人生は与えられたものだ」と感じました。「恩を受けた人に返すだけでなく、あらゆる人にこれからの私の人生を捧げよう」「これからがぼくの人生の本番だ」と思いました。
詳しくはこちらの紙面で


101歳



2013年2月23日土曜日

時間とは

世の流れは、あらゆる場面で手作りや家内産業から、オートメーション(機械化による自動運転)技術により移行しています。
私たちは、もはや家電やIT産業などの進化した技術なしには生活できません。そして、時間とお金を費やすことにより便利さを得ることが当たり前になっています。
私の生活では、多くの時間を先進技術を追いかけて費やしています。
では、どれほどの時間やお金をテクノロジーにより節約できているでしょうか。
答えは、時間やお金を節約どころか、浪費していると言わざるをえません。
確かに、洗濯機のおかげで、洗濯は1時間でおえられますし、冷蔵庫や電子レンジによって、調理時間が短縮できますし、車で買い物に行きまとめ買いできるので、毎日買い物にいく必要がありません。家事時間は、節約できています。
しかしながら、その節約した時間はどこへ行ったのでしょうか?
ほとんどの人々は、時間に余裕ができると、時間と引き換えにお金を得るために働きにいきます。それは、先進技術からお金を得るということです。
私は時々思います。私に与えられた時間は、自分の再生のために使うべきではないかと。
自分のこれまでの費やした時間は、なんと無駄だったのだろうかと、今頃気づきますが、だからといって、後悔はしません。なぜなら、「後悔」するという時間も無駄だからです。

先日のサラリーマン川柳に、このことを揶揄している言葉があり、共感を覚えました。

合理化の 資料作りで また徹夜 ( 夜明けは近い )

家のこと 嫁のブログを 見てわかり ( リラックスリラックス )

バカバカしいジョークのようですが、ある意味恐ろしい事実なのです。


おまけの言葉
今、都会で暮らす人の一番の問題は心の問題だと語る高野さん。
みんな都会でお金を稼ぐ生活に疲れきっていて、すべてをお金で買って暮らしているので誰がどこで作ったものを食べているのかも判らない。そういう生活の中で自分が宙に浮いているような感覚になってしまっているんだとか。
しかし田舎ではすべてを自分達の手でやるので、地に足がついた生活をすることが出来るそうです。

スマイルミッション



2013年2月22日金曜日

いろいろ...

世の中がだんだん物騒になってきています。私の近所でも先日不審火が少なからず何件か発生して、刑事が聴取に訪れました。一応、放火という線で捜査をしているらしいのですが、心穏やかではありません。
究極は、防犯意識は、自分のことは自分で護らなければならないことになります。

申し上げにくいのですが、どうやら世のながれは、「性善説」から「性悪説」にシフトしているようです。
しかしながら、私個人んとしては、信頼関係や強調は、善が基本となっていますし、不信や疑惑そして用心は、悪への懸念ですから、「善」を世に高めるような工夫をしていきたいと思います。

2013年2月21日木曜日

サラリーマン川柳

今年もサラリーマン川柳100選が発表されました。(その中からベスト10が投票により決まります)
川柳の中には、世の中の情勢や時代感覚が垣間見ることができ、たいへん強烈で鋭い表現です。
思わず笑ってしまい、感心せざるを得ない傑作ばかりです。
川柳というのは、俳句形式の詩ですが、凝縮した知性や風刺が盛り込まれていて、ストレス発散やユーモアを感じさせてくれます。
私もこのような知的な言葉遊びに興味があるので、いつかは投稿したいなと思います。
今日は、私が選んだ6作を紹介します。


党名を 覚える前に 投票日

何かをね 忘れたことは 覚えてる

読みきれぬ 妻の心と 円と株

携帯と 亭主の操作は 指一本

LET 覚えた直後に LTE

iPS 再生したいな 国・経済

どうでしょう…笑えましたか?

サラリーマン川柳2013

2013年2月20日水曜日

何かが起きている

あるニュースを読んで不快な気分になりました。
それはフロリダ州で、ペットで遺棄された外来種の巨大なニシキヘビが増えすぎたため、捕食の小動物が激減しているという。このままでは生態系に影響がでてくるため、賞金を課して、ニシキヘビ狩りを実施したそうです。
ハンターたちがこぞって狩猟に参加し、最小限のダメージでニシキヘビの猟をおこなったとのこと。
なんだか、生態系を壊している張本人は人間でしょう!と、言いたくなります。
こんな無惨な殺生を行えば、繰り返しよからぬことが起きても仕方がないでしょう...

ある出来事

2013年2月19日火曜日

この木なんの木?

散歩道で、背が高い、冬の間は葉を落としたむき出しの街路樹が目に付きました。その下には、木の実がたくさん落ちています。
たぶん、クヌギの木だろうかと思いますが、どうなのでしょう。
森にあっては、野生のりすが好んでたべるのでしょうが、この街ではいません。では、カラスとかの鳥類はどうなのかなと思ったりしましたが、彼らも街に住むと、木の実よりも、人間の食べ残しがいいのでしょうか…?





2013年2月18日月曜日

街中散歩

街中散歩に出かけました。
お日様が出ていたので、散歩日和と思ったのですが、午前中は、道路が凍りついていて、滑って転ばないように思うように歩けませんでした。
2時間の周遊コースは、それ以上かかってしまいました。
しかし、いろいろな楽しい風景を見て楽しんでいました。
川べりでは、金・橙・黄・黒色とりどりのジャイアントカープが、その姿を見せてくれ、挨拶してくれました。
野鳩たちも、人馴れしていて、私の回りに寄ってきました。
また、寒椿が雪をかぶりながらも健気に花を咲かせていたので、そこで一句。

寒椿 名残る雪抱き 春を待つ

また、立山も雄壮なその姿を見せてくれ、どこからでも、振り返り、見守ってくれていました。
まるで、異国にきたような新鮮な気分でした。



2013年2月17日日曜日

凍結

週末の天候は、寒さ戻り厳しい冷え込みです。先週の暖かさでは、いよいよ春がやってきて、徐々に寒が引いていくだろうと予想していましたが、さにあらず...。
昨日は、買い物帰りの店の北側のフェンスに、氷の結晶ができているのを見ました。
まるでフェンスを使った、氷のアートウォールのようでした。
自然は、偉大なアーティストですね。




2013年2月16日土曜日

至言

ソローの著書「ウォールデン」には数々の名言珠言があります。
その中のほんの一部しか引用紹介できませんが、日本語訳から私なりに心に響く言葉をあげてみます。
英語バージョンでは、本文引用ではなく、自分流の翻訳で記しましたので、誤訳がありましたら申し訳ありません。

1. 知性を持ちなさい。それも、いつまでも腐らない知性を。

2. 争いはなぜ起きるのか。
必要以上に持っている人間と、必要なものさえ持っていない人間がいるからだ。

3. 人間のすべてを耕してはいけない。森を残しておけ。

4. 愚かな人間は、自分をより高く買ってくれる人を探し続ける人生を送る。

5. 家を持たず、また食べすぎることもなければ、働く必要もない。

なんと、質素で控えめな人生でしょうか!!
私には、今すぐにそんな人生に切り替えるつもりはありませんが、最近の複雑化した生活への警鐘であると思われます。
このことを心にしっかり受け止めて、将来に備えたいとは思います。

2013年2月15日金曜日

森は、人生と向き合える場所なのだ。

僕が森へ行ったのは、丹念に生きたかったからだ。
生活の本質的な事実のみと向き合って、生活が教えてくれるものを自分が学べるかどうかを確かめたいと思ったからだ。さらに、死ぬときになって、自分は生きていなかったと気づきたくなかったからだ。人生とは言えないものを生きたくはなかった。
生きるということはこんなにも大切なことだから。
また、やむにやまれぬ場合でないかぎり、あきらめたくはなかった。
[ 孤独の愉しみ方、服部千佳子 訳]

デビッド・ヘンリー・ソローは、ウェルデン湖畔に2年2カ月2日間過ごし、1854年にそこで暮らし得た人生の極意を記した「ウェルデン」を発行しました。
その著書には、生活環境が人生に多くの恩恵をもたらすことを示唆し、その内容は、私たちの人生には、余計な物を取り除き、「簡素に簡素に!」ということを一貫して述べています。

2013年2月14日木曜日

善と悪

「人が行う悪は人の死後も生き続ける、善は人の骨とともにしばしば埋葬される」
シェークスピア

もし、狂人が殺人や殺傷などを犯したなら、逮捕され、裁判にかけられ罪を償うことになります。
しかし、狂った独裁者が支配すると、その国の民は悲惨で最悪な運命をたどることになります。
「正義」とは、一体どこに存在するのでしょうか?
ごく一部の特権階級のためなのか、多くの民衆のためにあるのでしょうか?
否、私たちは、この問いかけを決して怠ってはなりません。
命というのは、名もなく、貴賎上下なく誰にも所属していないけれど、人間の命とて、宇宙の一部の存在にすぎません。

善と悪は、共に私たちの中に存在しています。
悪は、勝他を好み、自分のために生き、一方では、善は他者の利益や成長を好みます。
知恵ある指導者による、悪を抑え、困難打開の道を願望します。

2013年2月13日水曜日

簡素

「風向きが定まらないこの世で生き抜く方法が一つある。
すべてを簡素にしておくことだ。」

とにかく、簡素に、簡素に、簡素に!
自分のことは百や千ではなく、二つか三つにしておけばいい。
(中略)
だから、あくまでも簡素に。一日に三度の食事も、必要なら一度だけにし、百皿並べる代わりに五皿にし、ほかのこともこれに応じてへらしていくといい。
「孤独の愉しみ方」服部千佳子 訳より

2013年2月12日火曜日

時空を超えて...

私たちが暮らしている時間、場所は、歴史上や宇宙空間からみれば、一瞬そして一部分にすぎません。しかしながら、一生は百年に過ぎず、平均的な活躍年齢は80歳くらいです。(個人差ですが...)
私たちの存在は、ちっぽけですが、何物にもかけがいのない尊い存在でもあります。
それ故、残りの人生は、もがき苦しむよりは、感謝して生きたいものです。

......置かれた場所で咲くことへの考察


「宇宙はこの地球上にもたくさんある。僕はそんな宇宙の片隅でくらしていた。」
世にも珍しく、愉快な場所は、世の喧騒から遠く離れた、宇宙の彼方の神々しい片隅にあると想像しがちだ。だが僕は自分の家こそが、そのような人目につかない、それでいて永遠に新しく、穢れを知らない宇宙の一部であることに気づいた。(中略) すなわち、僕が置き去りにしてきた生活からは、星々と同じくらい遠く離れており、一番近い隣人の目にさえ、月のない暗い夜だけ、かすかに瞬く小さな光としてしか見えなかった。
僕はそんな宇宙の片隅で暮らしていた。
[孤独の愉しみ方 森の生活者ソローの叡知 服部千佳子 訳より]

2013年2月11日月曜日

自然に教えを乞うと...

最高の庭師は、自分では意識していないだろうが、自然のやり方に従うだけである。大きな種も小さな種も、鋤の背でたたいて土の中へ入れ、木の葉や藁を上にかぶせておけば、間違いなく発芽し、首尾よく成長するものだ。森林の植樹を実験するとき、僕たちは、最終的には自然のやり方に倣っているのに気づく。それならば、最初から自然に教えを乞うほうがうまくいくのではなかろうか。
「孤独の愉しみ方」服部千佳子 訳より

2013年2月10日日曜日

高齢者はITは苦手?

高齢者はITは苦手はウソ!
という面白い記事がありましたので、紹介します。
高齢者こそITを駆使して実りある老後を暮らせるというのですが、どうでしょうか?
高齢者はIT は苦手?



2013年2月9日土曜日

森の生活

「朝の訪れはいつも、僕の人生を自然そのものと同じくらい簡素で、さらに
言えば無垢なものにするための快活な招待状だった。」
孤独の愉しみ方 服部千佳子訳

これは150年以上も前に書かれた、アメリカ人、ヘンリー デビット ソローの「森の生活」からの引用です。

森の生活者として、いわゆる隠遁生活で得た自然と共存して生きる知恵が詰まった著書として静かなブームです。
その生き方は、簡素で自然主義、太古の昔から生物が受け継いできた生存能力と喜びが示唆されています。
私にとって、心洗われるような「生きるとは」という奢らない気持ちに出会えて嬉しいです。
当たり前の自然の恵みや鼓動を常に新鮮に喜べることを教えてくれる書です。
少しずつ紹介していきます。

2013年2月8日金曜日

春一番

立春から春分までの間に吹く最初の南風のことを「春一番」という。
昨日は、その春一番が、例年に比べてかなり早く吹きました。(例年は20日過ぎとか、あるいは春一番だったと、後になって発表されることもありました。)
それにしても昨日の突風は、強風警報が出るほどの嵐、しかも雨雪まで降ってきました。春には遠いイメージの低温と積雪でした...体感よりも、カレンダー上でのデータからの発表にすぎません。
しかし、そうこう寒暖を繰り返しながらも、春の足音は確実に近づいているのです。樹木の枝先には微妙な変化を読み取るセンサーが日々記録しています。
開花が待ち遠しいです。





今朝の雪景色、春一番の翌朝です(・・?)

2013年2月7日木曜日

最近読んだ小説

つい最近、「歓喜の仔」を読み終えました。この書は、直木賞作家、天童荒太氏による一連の「仔」シリーズの一面で、昨年の11月に上梓されたばかりの単行本ハードカバーです。
これまで、「永遠の仔」「悼む人」に並び三部作といってもよいのではないかと感じられます。
正直言って、この書は、読み始めがかなり困難で、設定や構成の独特の世界には中々入り込めない違和感が十分でした。ただ、登場人物である子供達の視線に立つことにより、垣間見えることから、自分のかつての子供の頃の記憶にリンクすることによりゆっくりと、牛歩で読むしかありませんでした。
登場する幼い兄弟妹は、生活苦にさらされた社会の下層部の闇を背負っています。
読み進める中でも、決して楽しい気分にはなり得ず、むしろ、気が重たく解決できない矛盾をますます増大させることになります。そして、読後には、何とも言えない辛く悲痛な気分です。
誠、正二、そして香の三人は、社会の底辺にうごめく弱者の象徴であり、純粋で確かな眼差しを秘めた、私たちが忘れ去った子供の記憶なのです。
人生の不条理や矛盾をさらけ出しながらも、未熟な子供が葛藤していく...。
小説は、現実を超えた、時間旅行をさせてくれます。

2013年2月6日水曜日

生活費はどのくらい?

世界の生活費ランキングという調査、2年に一回の結果が発表されました。前回の2位3位の東京、大阪が、このデフレーションの最中であるにもかかわらず、1位2位の高位についたそうです。
生活費が高いということは、住みやすさ指数が低いということでしょうか?あまり喜ばしい結果ではなさそうです。庶民感情から言えば、住み心地が良い環境で生きて行きたいものですが、クオリティーが高いこととは別でしょうから。
世界生活費ランキング

2013年2月5日火曜日

季節感

昨日は、立春を迎え、暦の上では春だというのに、毎年のことですが....

春はなのみの、風の寒さよ…早春賦より

この詩は、妙に言い当てた言葉の技です。
しかし、残念ながら若い人には、意味が取り違えられるようです。
(例えば、「名のみ」を 「菜の実 」と)
季節の移ろいと、実感とのずれが見事に言い表されていると思うのです。

季節の移り変わりは、太古の昔からいかなる時も、誰がどうであろうとも、普段に巡ってきます。
それなのに、(珍しいことではないにもかかわらず) 、毎年この時期になると、躍動感を覚えます。「三寒四温」、3日の寒さの後、4日間の暖かい日が巡り、徐々に明るさと暖かさが増していく様子です。
私はこの言葉の響きに、寒さから抜けるこの瞬間に喜びを感じます。

2013年2月4日月曜日

蟹喰う時

昨日は、冬日最終の、穏やかな一日でした。
長男が、友達と一緒に2週続きで蟹を食べに行くも、悪天候による不漁や、漁港のお休みだったり、空振りでした。昨日は、3度目の正直でしょうか、めげずに早朝から出かけて行き、ついに蟹を持ち帰ってきました。
丁度、お昼ご飯に間に合い、蟹三昧の昼食になりました。
一人に蟹一杯づつ、取り立ての新鮮な海の幸に、舌鼓を打っていました。
ただただ、もくもくと食べ、静かなひと時でした。

2013年2月3日日曜日

恵方巻き

日本中が、節分のこの日に海苔巻き「恵方巻き」を食べる日、という決め事のように宣伝されています。確かに、チラシに見る数々の寿司ロールは美味しそう!
今すぐにでも食べたいと思いつくままに、海苔巻きを作ってみましたよ。
冷蔵庫にあるものを使い、簡単に美味しく今朝の朝食でかぶりつきました。
中身はきゅうり、ツナカン、蟹かまぼこ等々。
新鮮な魚介類を入れればもっとゴージャスなロールになります...気が向けば夕食様にに巻きましょうか...。
それでは、良い一日を!

2013年2月2日土曜日

人間より...らしい!?

ここに掲載されている動物、人間以外の生物の写真は、人間以上に人間らしい側面を持っています。
そもそも「人間らしさ」をあまり問わなくなってしまいがちな私たちの日常ですが、それは経済効果や利益追求に囚われて生きているからでしょうか。
自然の表情から読み取れることは、私たちが忘れ去った柔らかで暖かい何かを思い出させてくれます。
生きる証...生き様を瞬間瞬間、これらの表情のように楽しみたいと思えました。


2013年2月1日金曜日

木の名前

公園で見つけた木、ドライフラワーのような花を葉を落とした枝に付け、高くどっしりと冬の空にそびえていました。名前も知らないその木に魅せられて、何としてもその名前を知りたいと思いました。
公園の中を散歩しながら、管理者に尋ねてみたところ、彼女は名前が思い出せません。親切にも上司に電話して聞いてもくれましたが、残念ながらその人もわからずじまい。さらには、しばらくしてから、彼女は、私に調べてから教えてくれるというので、待っていました。程なく、事務所から名前を調べてから戻ってきました。
とうとう、その名前がわかりました!
「ユリノキ」と日本名では呼ばれているそうです。
原産は、アメリカ合衆国で、花がチューリップに似ていることから、「アメリカン チューリップ ツリー」という英語名があります。
調べていくと、面白いことが見つかりました。私が花だと思っていたのは、花ではなく、秋に付けた実のミイラのようなものだったのです。
花は、春から夏にチューリップのように可憐に咲かせ、秋には実をつけます。その紅葉の写真をみると、よく見る街路樹でした。
これが、やっとわかった変容かと、身近な気の存在にキツネにつままれたような気がしました。



ユリノキ