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2013年1月29日火曜日

痛み分け

この2週間ほどの事件では大変辛く、きつい日々を過ごし、おまけに風邪を引き込み、筋肉痛で苦しんでいるので、いつしか笑うことや和やかな気持ちを忘れているような気がします。

N氏は、息子さんが日揮に勤務され、現在はサウジアラビアに赴任中です。アルジェリアのテロ襲撃事件の最中、どんな思いで、息子さんの安否を心配されたことでしょうか?幸い息子さんからは程なく、身の安全は確保されているとのメールが入りました。ひとまず安堵しましたが、この先如何なる事が起こりうる可能性は否めません。そして息子さんが記したことは、最大の注意を払って行動していること、特にパリへ出張の際には、エアーフランスを使わないこと。また、アルジェリア勤務の同僚の命が奪われたことに深い悲しみを表していたそうです。
その心痛の程は、私の筋肉痛など及びもつきません。これしきの痛みなら、耐えられます。
また、ある女性は、凍った道路で転び、運悪く右手首を骨折してしまいました。緊急に手術をしたものの、完治まで2カ月と診断されたそうです。彼女は車で荷物を運ぶ仕事に携わっていたので、2カ月間も会社が回復を待ってくれるとは思えず、解雇されるのではないかと心配しています。骨折の痛みに加え、就労不安も重なり、さぞかし辛いことだろうと察します。
どうあれ、困難を乗り越えてくれることを願うばかりです。そして、彼女の心労に比べたら、私の体調不良もなんのそのです。

私たちは日頃から、良いことを共有し合い、共に喜び分かち合ってきましたが、このたびは、心痛いことをも分かち合い、痛み分けしていくべきだろうと思います。
次に笑顔がほころぶように...。

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