ページ

2012年2月22日水曜日

心の安定

「万物は流転す 」ヘラクレイトス
「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。」鴨長明 方丈記

私は常々、この世で永遠なものは何もないと自分に言ってきました。
この考えは、日本語では無常観と言っています。定まることのない世の常を人は昔から語ってきました。
無常観の良い点は、生命の誕生と成長ですが、悪い点は、衰退と死です。
それゆえ、永遠なものはないと認め、自分自身の心以外は何ひとつ確定しないのです。自分の心の安定こそが無常観と対峙できる唯一の兵法だと結論しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿